M&A業務においては、M&A後のシナジー効果実現のため、
財務会計分野における課題解決、いわゆる財務会計PMI業務は不可欠となります。
・買収対象会社の会計は税務基準等で行われ、上場会社で要求される財務会計制度が適用されていない。
・上場会社で要求される財務会計制度の導入について、経理人材の知識・ノウハウが不足している。
・レポーティング体制の構築および報告期限の遵守(月次決算報告含む)について不安がある。
・KPIの設定、事業計画策定において、人材不足やコミュニケーションロスにより管理の実効性が損なわれる。
・入札案件で実施期間・開示資料などの制限があり、高リスク領域の財務デューデリジェンスが十分に実施できなかった。
・地理的な関係で、買収先を直接訪問できる機会が限定的だった。
・財務デューデリジェンスの発見事項や未了事項に関する引継ぎが行われなかった。
・買収後の実態把握(買収後DD)にリソースが配分されなかった。
・財務デューデリジェンスの発見事項や抜け・漏れに関するリスクを評価しなかった。
財務会計PMIの手続きの流れをご紹介します。
※ このアプローチはあくまで一つの例として示したものであり、実際には個々の企業の状況によって変わる可能性があります。