業種:卸売業
売上規模:30億円
従業員数:90名
M&Aにおける財務デューデリジェンスの過程で不正経理が発覚。
当該不正経理を反映させると債務超過となったため、M&Aはブレイクすることとなった。
よって、自助努力による再建スキーム構築を模索することとなった。
財務デューデリジェンスの結果、不正経理が発覚したが、適切な金融機関対応により信頼を失うことなく、従来通りの金融機関取引が継続された。
M&Aの意思決定において最適な事業統合スキームを選択することにより、取引先・従業員・金融機関との混乱を避けることができた。
事業承継が行われ、経営者は保証人から外れることとなった。
業種:事業持株会社
売上規模:20億円
従業員数:7名
事業持株会社の株主(個人)が事業承継のため、親族に持株の譲渡を検討していた。
顧問税理士による税務上の評価は行われていたが、第三者的観点からの評価を行うこととなった。
事業承継における株価評価において税務上の評価を補完することにより株式譲渡を円滑に行うことができた。
業種:清涼飲料水の製造販売
売上規模:75億円
従業員数:91名
対象会社を取り巻く経営環境が厳しいなか、議決権の過半数を所有する法人は対象会社を支えていくことに対して不安があった。
そのようななか、大手の飲料メーカーから対象会社株式取得の打診があり、株式譲渡の検討を行うこととなった。
対象会社の議決権の過半数を所有する法人は株価評価の結果を利用して買い手候補者(大手飲料メーカー)と交渉にあたり、評価結果の範囲内において株式の譲渡を行うことができた。