会社概要
業種:建築工事業、
不動産売買・賃貸・仲介・管理業
売上規模:47億円(2社合算)
従業員数:63名
事例概要
IPOを目指すに当たり、現状の課題を抽出し、今後実施すべき事項の整理のため、ショートレビューを行うこととなった。
ショートレビューの目的
- 株式上場に当たっての課題を抽出
- オーナーである社長が、企業の永続及び相続対策として、IPOを選択肢として検討していた。
社長は、IPOに対する予備知識がないため、IPOを目指すに当たり、現状の課題を抽出し、今後実施すべき事項の整理のためショートレビューを行うこととなった。
当社の業務内容
- 対象会社の業務内容の理解、SWOT分析、業務プロセスの理解
- 上場(公開審査含む)に当たっては、自社の強み・弱みなどを分析し、収益の安定性・成長性、リスク情報の開示が求められる。
オーナーの認識を新たにするため、ヒアリングを中心に、対象会社の事業内容等の理解を行った。
- 上場スケジュール、上場コストの一般的なご案内
- IPOの進め方やスケジュール感、IPOに係るコストの理解は、IPOを目指す前提として十分に理解しておく必要があるため、理解を促すため一般的なご案内を行った。
- IPOを目指すに当たり、現状の課題と今後実施すべき事項の整理
- 一般的に、非上場会社においては、管理面、会計面において、IPOを目指すに足る要求水準を満たす企業は多くない。
IPOを目指すに当たり、現状の課題(未整備事項)を抽出し、今後実施すべき事項(改善事項)について、主に以下の項目の伝達を行った。
・ 経営管理体制の整備状況
・ 会計管理制度の整備状況
・ 関連当事者との取引
・ 資本政策
効果
IPOに向けての進め方、スケジュール感などに対する理解の促進、現状の課題、今後実施すべき事項の整理ができ、今後具体的に進めるか否かの検討材料となった。