事例紹介

組織再編

会社概要

業種:エンターテインメント業
売上規模:200億円(関連会社を含む)
従業員数:129名(関連会社を含む)

事例概要

全9法人のグループ企業に対しサービサーが債権を保有していたが、EXITを視野に入れる際に以下の問題点があった。
・収益力と有利子負債のアンバランス
・施設店舗の所有と運営の不一致
これらの問題点を解消し、EXITを容易にする必要があった。

再建スキーム

合併
グループ法人を合併することにより、有利子負債をひとつの法人に集約した。

当社の関与内容

実態把握
財務デューデリジェンスにより現在の財務内容(静態的状況)とともに、正常収益力(動態的状況)を把握した。
また、業界動向などの外部環境分析により今後の収益力に与える影響や許認可等の組織再編上問題となり得る事項を検討した。
ストラクチャー策定
実態把握の結果、最適な方法を検討した。
その結果、グループ法人の合併を行うこととなった。
サービサーへの説明
再編ストラクチャーについて主要債権者であるサービサーに説明し、合意を得た。
税務当局への事前照会
組織再編税制の論点を整理するため、顧問税理士とともに国税局へ事前照会を行った。

効果

サービサーからのEXITを容易にするための準備が整った。
グループ間取引(施設店舗の賃貸借等)が解消しグループ運営を効率的に行うことができるようになった。
再建過程における資産売却時の損益シミュレーションを容易に行うことができるようになった。